妊活されているみなさん、旦那さんは妊活に協力的ですか?非協力的ですか?
本来「協力」という言葉自体がおかしい気もしますが・・。
妊娠するのは女性側なので「協力」という言葉になるのは仕方がないですかね。
まずは、ネット上の大手サイトに掲載されている非協力的夫に対するアドバイスを見てみたいと思います。
大手サイトの妊活に非協力的夫へのアドバイス
「男性 妊活 協力してくれない」「夫 妊活 非協力的」というキーワードで検索すると最初に出てくるmamari(ママリ)さんのサイト。
私もママリさんのサイトはよく見ていますが、情報盛りだくさんのサイトです!
ここで紹介されている方法を以下に書き出したいと思います。
ママリさんが紹介されている方法なので、抜粋ではありますが、「引用」という形で以下に示しますね。
①あまり気にせずに過ごす
②少し距離を置いて好きなことをする
③二人で旅行して気分転換
④しっかり話し合う
⑤少し夫を待ってみる
⑥二人の時間を大切にする
⑦検査結果を伝える
⑧愛情表現を増やす
⑨パワースポットへ行く
⑩好きなものを食べてストレスフリーになる
引用元:mamari「妊活に夫が協力してくれない…。そんなとき参考にしたいアドバイス」
別にケチつけるとかでは全然ないのですが、個人的にはつっこみどころ満載です。
これらを筆者の夫にやったところで何も変わる気がしません。。
ここからは、あくまでも筆者談です。
まず、①②の「あまり気にしない」とか、「少し距離を置く」というのは、元々協力ポテンシャルが高い男性は変化する可能性ありですが、そうでない男性に変化は期待できない気がします。1ヶ月でも大切にしたい妊活でそんなことしてられません。
③の「旅行による気分転換」はすばらしいことですが、これで男性側の考え方や妊活への協力思考が高まるとは思えません(涙)。しかも、数カ月に一度ならいいですが、ただでさえお金がかかる妊活・不妊治療でそんなことしてられません・・。
④の「しっかり話し合う」なんてしちゃった日には、「あとにしてくれない?」「疲れるときにやめて」でケンカになって終了する可能性あり。
⑤の「少し待つ」といっても、①②と同じで何かきっかけを与えてあげないと旦那さんたちは変われない気がします。男性側が悪いというわけではなく、やっぱり妊活に関しては、女性マターが多すぎて(女性に原因が多いというわけではなく、妊娠するのは女性側なので妊活への興味度合いがどうしても違ってくる)、なかなか女性と同じレベルにはなれないんですよね。
個人的には、これだけはやりたくないと思ってしまったのが、⑧の「愛情表現を増やす」ということ。なぜこっちばっかり頑張らなきゃいけないの?と、妙にイラっとしてしまったわけです。
ああ、ママリさん、決してママリさんを否定しているわけでも、これらのアドバイスを否定しているわけではないんです。あくまでも筆者の夫を考えてみると、全てがあてはまらないということなんです・・。
こちらに書かれているアドバイスは、全て、女性側が妊活に非協力的な夫にストレスをなるべく持たないように頑張って、夫婦関係を悪化させないという方法のような気がします。
さすがママリさん。まっとう且つ重要なアドバイスだと思います。
妊活歴が長期化すると夫婦仲が悪化することはしばしば。夫婦関係悪化したら妊活も何もなくなりますからね・・。
なので、女性側がなんとか旦那さんへのイライラはおさえたり、旦那さんに妊活が嫌にならないようにすることは大事だと思います。
ただ、筆者的には、これはやはり女性側のストレスがまた増加しかねないし、旦那さんに対する受け身的・保守的方法だと思うんです。
そして、旦那さんが妊活になかなか参加しきれない(うまく協力できない)のは、妊活についての知識が少なすぎるからだというのも一因にあると思うんです。それも旦那さんを変える切り口なのではないかと思います。
ということで、
ここからはなるべく夫婦関係に亀裂が入らないように積極的に旦那さんに妊活に参加してもらう方法(というか作戦)を考えたいと思います。
男性に妊活に協力的になってもらう方法4選
不妊治療説明会に参加
「え?いきなり不妊治療説明会ですか?」と思われた方もいらっしゃると思います。
「うちはまだステップアップは考えていないから」という方もいらっしゃると思います。
まだステップアップしようと思っていなくても、いいんです!(カビラ風)
女性側がああだこうだ言っても、旦那さんからしたら「うるさい」と思うことも多いと思います。ただ、男性って女性が何をいっても右から左へのことも、専門家の意見はす~っと頭に入れてくれたりしますよね?
そもそも、妊活に関しては医療従事者である専門家の話を聞くことが大事。ちまたにあふれている情報は正確な情報かも不明です。
妊活中は、暇な時間には妊活関連の情報を検索しまくってしまいますが、専門家発信出ない限りネット情報はあくまでもネット情報です。
なので、女性側も含めて、専門家の意見を聞いてしまうのが早いんです!
と、筆者は都内3つの有名不妊クリニックの説明会に行って痛感しました。
「ピックアップ障害って聞いたことあるけど実際どんな障害なの?」
「行為をすれば妊娠すると思ってたけど、そうではない理由は?」
などなど、決して体外受精といった治療についてだけでなく、妊娠についての基本中の基本からすべてを理解できる説明会もあります。
そして、不妊専門クリニックでお金をとって説明会やるところはあまりないと思います。ほとんどが無料で開催してくれます。
クリニックによっては体外受精の治療にのみフォーカスしている場合もあるので、あらかじめ電話で内容を確認してもいいと思います。
ちなみに都内であれば、不妊治療の最後の砦ともいわれるKLC(加藤レディースクリニック)の説明会がおすすめです。なぜならば、妊娠の基本中の基本から分かりやすく院長先生が説明して下さるからです!
ご興味ある方は以下を参考にしてください。
ちなみに筆者の夫はKLCの説明会にいって妊活知識が豊富になり、「今月は卵がピックアップしてもらえるといいね」なんてことを言うようになりました。
男性側も、自分も妊娠について詳しくなってくると、妊活に対して親近感を持てるんだと思います。
本を読んでもらう
本といっても、「妊娠体質になるための本」とかはNGだと思います。「女性側の話でしょ?」的になってしまうと旦那さんの本を読もうとする気持ちが引いてしまいかねません。
旦那さんがちょっとでも共感したり面白く読んでもらえるような本がいいと思うんです。
オススメの順番はあまり意味がないですが、4冊ご紹介します。
オススメ本① 「妊活 治療と生活アドバイス」
これは基本女性向けに書かれているので、旦那さんには妊活の基本のところだけ眺めてみて~といえば、読みやすい本なので少しは読んで(眺めて)くれるのでは・・。
続いて、こちら
オススメ本② 「俺たち妊活部」
すみません。紹介しておいてなんですが、実はこれ、私も気になってるものの、まだ購入していないので中身を知りません。
ただ、クチコミがいいんです!しかも男性のクチコミが!
「俺たち」とあるだけで、男性たちは親近感をもってくれるのではないでしょうか?
オススメ本③ 不妊治療を考えたら読む本 科学で分かる「妊娠への近道」
これは信頼できるブルーバックスの本です。かなり真面目な本です。
女性側も勉強になりますが、これを旦那さんが読んでくれたら最高です!
Amazonのレビューも見てみてください。かなりいいレビューが多いです。
不妊治療を考えたら読む本 科学でわかる「妊娠への近道」 (ブルーバックス)
最後に、おまけ的なものですが、
オススメ本④ 「マンガでわかる!男女産み分け完全ガイド」
これは少し古めの本なのでよく売り切れていますがたまに再入荷もされています。
2007年に出版されているといっても、中身の情報は今でも変わらない話です。
こちらは産み分けの本となっていますが、マンガが本当におもしろい!!(注:面白く書かれていますが、杉山産婦人科の杉山力一先生ご監修の本です!)
我が家では、夫も私もお互い笑いながらぶっ通しで読み終わってしまいました。
少しでも産み分けに興味がある方は、こちらの本をご夫婦で読まれることをおすすめします!
マンガでわかる!男女産み分け完全ガイド (主婦の友ベストBOOKS)
他にもおすすめの産み分け本はあるので、「夫婦で読みたい!産み分けにおすすめの本」をご参考にしてみてください。
続いて、3つ目の作戦。
排卵検査薬を見えるところに並べておく
排卵検査薬を使い始めたとき、真っ白から陽性反応が出たりするのってちょっと面白くなかったですか?
「おお~!」みたいな。あれ?なかったですか?
これを男性にも体験してもらいましょう!
そして、毎日排卵検査薬を並べていくと、「まだかな~?」とか、「お!今日陽性になったね!」みたいなってくれる旦那さんも中にはいて、タイミングをすべき日を分かってもらえるかもしれません。
それがプレッシャーになってしまうとかわいそうですが・・
ちなみに、どの排卵検査薬がいいか迷われている方は「【排卵検査薬の違いの比較と選び方】海外製or日本製? 」を参考にしてください。
妊活アプリを共有する
これは拒否られる可能性ありです。
ツイッター等のSNS上で、拒否られたという話はよく目にします。
無料で使えて、タイミングの日などを共有できるアプリとしては、「コウノトリ」アプリがあります。
でも、アプリってやっぱり面倒なので、排卵検査薬を並べて置く作戦の方が効率的・効果的ではないかと個人的には思っています。
まだ妊活アプリを使っていない方、基礎体温アプリや基礎体温計をまだお持ちでない方などは「2018年から使うなら基礎体温計と妊活アプリは医療機関連動型がおすすめ!」を参考にしてください。
まだクリニックデビューされていない方は、通う可能性のあるクリニックで妊活アプリ連携がされているかどうかも上記の記事から検索できます。
また、アプリはあくまでもアプリであって、筆者の場合アプリ上の排卵日が実際に排卵日であったためしはありません。なので、排卵日予測にはできる限り排卵検査薬を使うのをおすすめします!これも上記の記事をご参考にしてください。
まとめ
妊活に非協力的な夫、あるいは、協力はしようとしてはくれているんだろうけれどなんかズレている旦那さんの妊活への参加率を高める4つの方法(作戦)を書いてきました。
1.妊娠の基礎から学べる不妊治療説明会に夫婦で行ってみる(体外受精説明会とあっても、基礎から話してくれるところあり)
2.旦那さんにできる限り旦那さんが読みやすい妊活基礎本を読んでもらう
3.排卵検査薬を旦那さんが見えるところに並べていく
4.妊活アプリを旦那さんと共有する
我が家では、1が最も効率的・効果的でした。私自身が勉強になったし。
我が家で活用できなかったのは4です。あくまでも我が家では活用できなかったですが、SNS上では、アプリ活用で協力的になってくれたというコメントを見かけます。
きっと、その方の旦那さんは、妊活協力ポテンシャルが高いのだと思います。
今後もネットやSNSで、女性が我慢しないで男性側が変わってくれそうな方法を見つけたら追加してみたいと思います!
コメント