2018年10月28日に新橋夢クリニックの説明会に参加しました。
私は、杉山産婦人科、加藤レディースクリニックに続き、3つ目の説明会参加でした。
こんなに複数のクリニックの説明会に行く必要があるのかとも自分でも思いましたが、
病院選びという観点だけでなく、不妊治療についての勉強になりますし、行けるところは行こうと思いました。
今回書く情報は、あくまでも私が参加した時点での情報になります。
又、今回も、先生からの専門的なお話については私からお伝えするのは間違いがあると困りますので割愛し、
どのような流れの説明会だったか、夢クリニックの特徴は何か、そして私自身がどのように感じたかを書きたいと思います。
予約方法
新橋夢クリニック(以降、SYC)のHP画面の説明会予約ボタンより、必要事項を記入し、予約します。
一人👩で参加するのか、二人👫で参加するのかを決める必要があります。
先日書いた他の説明会の記事にも書きましたが、可能な限り、夫婦で行くことをおすすめしたいです。
開催場所
TKP新橋カンファレンスセンターの2Fです。
かなり方向音痴な私でも、新橋駅から迷うことなくたどりつくことができました。
開催時間
今回は17:00~19:30(受付開始 16:30)でした。
説明会の開始時刻も遅いですし、説明会の時間自体がかなり長いので、「なんでそんなに長いの?」と思っていましたが、
(あとあと書きますが)行ってから、終了時間がこんなに遅くなる理由が分かりましたし、行ってよかったと思いました。
ちなみに、今回もびっくりするほどたくさんの方がいらっしゃいました。
ざっと数えて200人以上はいらっしゃったように思います。
杉山産婦人科、加藤レディースクリニック(以降、KLC)と同様、7、8割が夫婦できていらっしゃったように見えました。
説明会の大きな流れ
受付で、SYCの冊子と治療費に関する詳細の資料、質問票やアンケートなどをもらいます。
こちらのクリニックでは葉酸摂取を勧めていて、エレビットのサンプル(3粒入り)ももらえました。
説明会は以下のような流れでした↓
①瀬川院長による不妊症とクリニックでの治療法についてのお話し(15分程度)
②培養部代表の方からの受精法や培養についてのお話し(15分程度)
③休憩時間15分(←ここで、質問がある方は質問用紙を提出することができます!)
④受付代表の方から外来・検査・料金・薬剤等についてのお話し(20分程度)
⑤院長によるQ&Aコーナー(20分程度)
⑥医師・スタッフによる個別質問コーナー
KLCの説明会では質問は受けつけておらず、杉山産婦人科の説明会では挙手してマイクでの質疑応答なので、こちらでの質問用紙提出というのはとても有難かったです。
私も質問を書きましたが、
日頃、本当は聞いてみたいことがあるけどなかなか聞けてこなかった!ということがあれば、是非、この機会に質問を書くことをおすすめします‼
後ほど、質問コーナーについては書きますが、院長は恐らくほぼすべての質問に答えてくださっているように見えました!
院長のお話し
冒頭に書いたように、詳細は、私のような素人の人伝になると間違って伝わりやすいこともあるので、割愛します。
ただ、説明時間が短いということもありますが、
杉山産婦人科やKLCほど不妊についての詳しいお話はなく、SYCでの治療法の特徴をポイントでお話しされていました。
ポイントとしては、以下です。
・2015年は93.5%が自然周期での採卵だったのが、2017年はレトロゾール+クロミッドが77.9%(AMHが低い人は、自然やクロミッドのみ)
・初回採卵データの比較で、平均年齢はほぼ同じで、成熟卵数が増え、胚盤胞獲得率も増加
・最細針(22G-23G)を使うことで、小卵胞の採卵もでき、未成熟卵も培養し、成熟させられる可能性あり
私は体外受精経験者ではないので、薬剤についてはよく分からないので、あまり理解はできていませんが、
とても細い針を使うことで、通常の針では取れない小さい卵胞も取れるので、採卵できる卵が多くなるということだけは理解できました。
培養部のお話し
こちらも詳細に関しては割愛しますが、
卵子から胚盤胞までのそれぞれのステージについての説明や、
胚盤胞の評価法について(これはさらっと)、
SYCでの受精卵から胚盤胞への年齢別到達率(2017)や、
何日目の胚盤胞だと妊娠率がどのくらいか
というような細かいお話がありました。
こういうのは知っておいた方が、今後体外受精に進むときにクリニック側のお話についていきやすいのかなと思いました。
外来・検査・治療費等のお話
こちらでは、成功報酬型に厳しい条件があるKLCと異なり、
年齢や卵巣機能を問わず、全例が成功報酬料金制の適応になるということです。
やはり結局どれくらいかかるのかという最終的な金額は薬剤や注射等どれだけ使うかは人によって違いますので、
明確には分かりませんでしたが、KLCよりも高そうだなというイメージでした。
Q&Aコーナー
休憩時間に提出した質問紙は、その後に続く各説明がある間にまとめられていたようです。
恐らくやこの間に、同じような質問や説明会中に説明されることはまとめられたり、省かれたりしていたのかなと思います。
Q&Aコーナーでは、
提出された各質問がパワポにまとめられていて、院長がそれを見ながらその場で答えていくという形でした。
この日の質問には、
「初期胚移植は実施しているのか」
「新鮮胚と凍結胚どちらがいいか」
「卵管造影検査はした方がいいのか」
「AIHは何回すべきか」
「アシストハッチングのレーザーは卵子に悪い影響を与えないか」
などなどの質問が上がっていました。
体外受精初心者の私としては、分かったような分からなかったような状態なので、それらの質問に対する院長の答えに関しては割愛します。
ちなみに、「36歳で原因不明の場合、どのようなステップで治療に進むべきか」という質問に対して先生は、
「36というのはうちのクリニックでは若い方だけど」とおっしゃっていました。
私はQ&Aコーナーで理解しきれなかったことも多かったですが、不妊治療されている方々の悩みや迷いが聞けて、
「ああ、やっぱりそれ気になるよね!」「それそれ!それ知りたかったの!」
ということを他の方が聞いてくださっていたりして、
このコーナーは非常に有意義でした‼
このコーナーがあるために説明会も長めになっていますが、このような形で質問に答えてくださるのは有難かったです。
最後に、個別相談というのがあったようですが、私はQ&Aが終わったら速攻部屋を出てしまいました。
さいごに
今回はSYCの体外受精説明会に参加し、その体験談をまとめました。
私の勝手な印象だと、
不妊についての詳細な説明は、KLCの方が分かりやすかったなと思いますので、とりあえず不妊とは何かというところから夫婦で知りたい場合は、KLCの説明会に参加するのがいいかなと思いました。
既にある程度の知識がおありになる方、あるいは、SYCに通院されることを視野にいれている方は、
今回の説明会は、SYCでの特徴をポイントでお話しされていたので、SYCの特徴が分かりやすいともいえます。
特に、細い針を使った小卵胞の採卵もできるといったところは、他のクリニックにない特徴ではないでしょうか。
私は、同じ月に3つも説明会に参加したことで、クリニックの考え方や力を入れていることなどの違いが見えてきましたし、
勿論、料金体系についても知ることができたので、
クリニック選びのために、3つに参加したことはよかったなと思います。
料金に関しては、「基本は〇〇」とありますが、
病院によって、誘発法や受精の仕方の方針も違うと思いますし、採卵時の麻酔が必要かどうかも異なると思いますので、
病院間で単純に比較していいかはわからないのかなと思いました。
どなたかのご参考になれればと思いますが、是非、説明会には参加してみてくださいね!
また、本サイトでは、排卵検査薬やサプリについても書いているのでご興味ある方はご参考にして頂ければと思います。
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