妊活には基礎体温、と思われている方も多いと思います。
私もそう思っていた一人です。今回は、私の基礎体温にまつわる経験談を書きたいと思います。
経験談ですので、何か気になることがあれば、病院や専門家に聞いて頂ければと思います。
通院時に基礎体温表が必要?
一人目妊活のとき、不妊クリニックについていろいろ検索していると、「基礎体温をもってきてください」という病院があるのを知りました。
私はもともと学生時代から基礎体温を趣味のように測定していたので、問題はなかったのですが、基礎体温を測定することは通院に必要なんだと知りました。
ちなみにこれは、2012年の話になります。
今(2018年)もクリニックによっては、基礎体温を持参するよう言われるところもあると思いますが、必要ないというところも多いように思います。
あとでも書きますが、クリニックによっては、ストレスになるくらいなら測定しない方がいいといっているところもあります。
基礎体温測定はしないといけない?
当たり前かもしれませんが、測定がストレスではないなら、測定した方がいいです。
今は、画面付きの基礎体温計もありますし、スマホと連動させてスマホで管理できるものもあります。
基礎体温は、きちん二相になり排卵していそうかどうかを、病院にいかなくても自分で把握できる手段です。
排卵検査薬と併用すれば(排卵検査薬だけで十分ともいえますが)、かなりの高い確率で排卵日を推測できます。
二相になっていない場合は、無排卵等の問題が潜んでいる可能性もあります。
又、高温期が異常に短い場合など、何かしらの問題が潜んでいる場合もあります。
例えば私、周期はほぼ30日ぴったり。
基礎体温測定とともに、排卵検査薬を使って排卵日を特定していましたが、排卵日も大体D17-19とかで一定でした。
血液検査しても、ホルモン値異常なし。
ただ、一つに気になっていたのは、高温期がやたらと短かったこと。
以下、こそだてハックさんから画像を拝借しましたが、以下がこれが正常な基礎体温表。
出典元:こそだてハック
私のは、以下のような感じでした↓
出典元:こそだてハック
この画像では高温期が5日になっていますが、私は大体8-10日間でした。
高温期が短いと複数のことが考えられるようですが、黄体機能不全というのがまず疑われるようです。
“高温期が10日以内と短い場合、「黄体機能不全」の可能性があります。黄体機能不全の原因として、脳の視床下部や下垂体、卵巣からのホルモン分泌に障害が起きており、黄体ホルモンの分泌が不足し、子宮内膜が十分に発育しません。”
引用元:こそだてハック
子宮内膜が十分に発育しないということは、排卵や受精がうまくいっても、「受精卵が子宮内膜に着床しにくい」、もしくは着床が成立しても「妊娠を維持できない」可能性があるということです。
そして、もう一つ気になっていたのは、ただでさえ短い高温期の後半になると生理とはいかないまでも少量の出血が始まってしまうということでした。
医師に相談はしていたものの、血液検査上問題がなかったこともあり、あまり気にしないでいいと言われていました。
(勿論、同様の状況で、問題がある方もいらっしゃるので、気になることがあったら是非病院に相談してください!)
基礎体温測定はかなりのストレスになる場合もある
さきほど、「ストレスがないなら測定した方がいい」と書きましたが、私は二つの病院で、先生からこのように言われましたし、クリニックのHP上でそのように書いている先生もいらっしゃいます。
ストレスになるならやめた方がいいというのは、結構大事なアドバイスだと思います。
基礎体温測定というのは、基礎体温系で、朝起きてすぐの舌下の温度測定を行うものです。
妊活が続いていくと、
「あれ?これ高温?まだ低温?」
「高温になったと思ったらまだ低温だったー!」
「高温期続いてくれーーーーーー!」
とか、あれこれ悩み始めるし、基礎体温見るのがこわくなるんですよ・・。
しかも、わざと高温がでるように工夫し始めたりする始末・・
この記事を読んでくださっている方の中には、「わかるわかる!」とうなずいて下さる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
二人目以降の妊活をされる場合も、基礎体温測定するって難しいですよね・
朝、一定の時刻に動かずに測定するなんてできますか?
話は私の一人目妊活に戻りますが・・
私は当時、ちゃんと通院でチェックもしていましたし、タイミングに問題なし、血液検査も問題なし、卵管造影検査も問題なし、なんでできないんだーといつもいつも基礎体温計や基礎体温表とにらめっこ。
かなりのストレスになっていました。
先生にもストレスになるならやめた方がいいと言われていたこともあって、ある日、
基礎体温は測定はするものの、見ることをやめました。
私の基礎体温計は過去6ヶ月分は記録できるようになっていたので、何かあればあとで振り返ればいいやと。
そもそも基礎体温は、一般的には排卵後に高温になるので、排卵前の妊娠しやすい時期を逃してしまうことがあります。
私は、ストレスになっていた基礎体温は見ない代わりに、排卵検査薬を使ってLH(黄体形成ホルモン)値が高くなるときをしっかり確認していました。
そして、
ストレスだった通院もやめて、しかも、同じく最高にストレスだった基礎体温を見るのをやめた月に、自然妊娠することができました!
病院からは、そろそろ体外受精をと言われていたものの、すぐに結論は出せず2、3ヶ月妊娠のことは考えずに休んでみようと肩の力が下りて、且つ、基礎体温とのにらめっこをやめたときだったので、
偶然かもしれませんが、変なプレッシャーも自分にとってはよくなかったのかも⁉と思っています。
ちなみに、1年半近く高温期が短くて、高温期が10日あれば喜んでいた状態でしたが、結局妊娠することができました。たまたまかな?
高温期が短くて悩んでいる方、まずは病院に相談してもらいたいと思いますが、検査上の問題がなければ私のように妊娠できる可能性はあるので、頑張ってください‼
(私は当時、「高温期短い、妊娠できない」とよく検索していたので・・)
さいごに
今回はとある一アラフォー主婦の基礎体温にまつわる経験談を書きました。
ストレスを感じない方や、一度も排卵検査薬を測定したことがないという方は、測定をおすすめします。
あくまでも、測定し続けることがストレスになってしまっている場合は、自分を追い詰めてまで測定する必要はない、という感じです!
いずれにしても、基礎体温がストレスになってできない方も、基礎体温測定できている方も、排卵日特定のためには、排卵検査薬は使った方がいいかと思います。
なぜなら、基礎体温は一般的に排卵後に高温になります。
排卵後のタイミングは妊娠率が低いことをご存知ですか?排卵日数日前、できれば2日前のタイミングがベストと言われています。
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