2018年10月14日に不妊治療の最後の砦ともいわれる加藤レディースクリニック(KLC)の説明会に参加しました。
以下の情報は私が参加した時点での情報になります。
予約方法
KLCのHP画面の説明会予約ボタンより、必要事項を記入し、予約します。
一人👩で参加するのか、二人👫で参加するのかを決める必要があります。
いつでも予約できるのではなく、次の説明会にいつから予約できるかもHPに書いてありますので、興味がある方や、説明会に行きたい方は、HPより、次の説明会の日時と予約開始日をチェックしておくといいと思います
開催場所
新宿のハイアットリージェンシー東京B1F センチュリールームAです。
新宿駅を利用される場合は、西口からホテルまで15分程度歩くことになりますが、新宿西口のハルク前の35番バス停から朝8時から夜9時まで毎時10分、30分、50分からホテル行のバスが出ています。
乗車時間は5分程度ですし、歩くより圧倒的に楽なので、こちらのバスの利用をおすすめします。
大江戸線を使う方は、都庁前駅(A7)から2分程度で着くと思われます。
開催時間
15:30~17:00(受付開始 15:00)です。
私たちは早く行き過ぎて15時には会場入りしましたが、既に結構な人が入っていたので、もしかしたら受付開始前から入場されていたのかもしれません。
あとあとざっと数えたら、300人程度はいて、かなり詰め詰めで座る感じで、開始直前になってくると大勢に人がいる前で空き席を探すという感じになってしまっていました。
みんなに見られるのもなんか恥ずかしいので、気になる方は早めに行った方がいいかもしれません。
説明会の大きな流れ
受付で、KLCの冊子と治療費に関する詳細の資料、アンケートとペンをもらいます。
説明会は15:30にきっかり開始。
①加藤院長による不妊に関する情報及び不妊治療全般の話(1時間程度)
②培養部代表の方からの培養部の技術や管理のお話し(15分程度)
③受付代表の方から治療費のお話し(15分程度)
質問は説明会時には受け付けていませんでした。あれだけの人数いて質問まで受け付け始めたら、収拾がつかなさそうですからね。
院長のお話し
詳細は、私のような素人の人伝になると、間違って伝わりやすいこともあるので、割愛しますが、私は二つのことをお伝えしたいと思います。
・体外受精を受ける受けないにしても、KLCに通わないにしても、不妊治療全般を分かりやすく知ることができます!
本当に分かりやすくて、かれこれトータル二年近くは不妊治療・妊活してきた私もいまいち理解していなかったこともよく分かりました。
私はKLC説明会の前日に杉山産婦人科の説明会にも行っていたので、より理解度が高まりました。
たとえば・・みなさん、「ピックアップ障害」もしくは「キャッチアップ障害」って聞いたことありますよね?
具体的にどういうことなのか、なぜそういうことが起こってしまうか、分かりますか?
説明会では、ムービーを見ながら説明してもらえて、「なるほど!そういうことか!」とよくわかりました。
その他についても、ムービーを多用してくださっていたので、イメージもわきやすく、だからこそ、不妊について知識が浅い場合が多い旦那さんいも理解しやすくて、私も夫といけてよかったと思います。
さきほど、説明の詳細は割愛すると書きましたが、KLCの大きな特徴だけ2点書きたいと思います。
①できる限り薬を使わず(少量に抑え)、自然周期(クロミフェン使用)か完全自然周期で採卵。
②採卵はクリニック独自の21または22ゲージの針を使用→世界標準の針(17ゲージ)より約2分の1の太さ。又、針の先端部分を特殊加工し、組織へのダメージを最小限に抑える工夫。
です。
培養部のお話し
こちらも詳細に関しては割愛しますが、培養部のお話しが聞けて、培養部の重要を理解することができました。
単に培養したり、単に顕微授精したりするのではなく、どうしたら質のいい受精卵(胚)ができるのかを日々研究している姿勢を感じました。
その内容に関しては、理解はできましたが、こうやってブログで人に伝えるほどの理解はできているか不明なので、そういった理由で割愛します。
取り違いが絶対的にないような取り組みについても説明して頂きました。
さらに、培養士さん一人一人の成績をチェックしているそうで、培養士によって違いが出ていないか徹底的に管理しているというお話もありました。
又、地震等の災害時リスクに対しての管理も徹底されていました。
3.11も大丈夫だったそうです。せっかく凍結した胚がどうにかなってしまったら・・と思うと、こういったリスク管理は重大事項ですよね。
KLCは全般的に治療費が高いイメージですが、ここまでのリスク管理・技術向上を日々されているのであれば、その分の価格と思えば、個人的にはなるほどと納得できる気がしました。
治療費のお話し
こちらは資料を紙でもらえますし、かなり細かく説明してもらえるので、分かりやすいは分かりやすかったのですが、、
私のように体外受精したことが無い人にとっては、結局どれくらいかかるのだろう?という不安は最後まで残りました。
ただ、結局どれくらいかかるのかという最終的な金額はどの病院にしろ最初からは分かりにくいですよね。飲み薬、注射等どれだけ使うかは人によって違いますし。
KLCの成功報酬制度に関しては、HPでも見れますが、35歳以下であり、KLCで一回目の周期であることや、男女ともに特に問題が無い場合が適用条件でした。
妊娠できなかった場合は約3~17万と安いですが、妊娠できた場合は約56万程度だそうです。
まとめ
今回はKLCの体外受精説明会に参加し、その体験談をまとめました。
記事内にも書きましたが、とにかく非常に分かりやすい説明会でしたので、
・これから不妊治療しようかなと思っている方も
・旦那さんに妊娠のメカニズム・不妊治療について分かってほしい場合も
・KLCに行くか迷っている場合も(場所的に通院は難しそうでも)
こちらの説明会にいくことをおすすめします!
ただ、この説明会で聞ける内容を、KLCのラウンジでも自由に見ることができるそうです。
なので、旦那さんとふらっと行ってみてもいいと思います(受診していない人も自由に立ち寄りOK)。
又、KLCのHPの不妊治療の基礎知識のページも分かりやすいので、そちらもおすすめです。
どうしても、女性側の知識がどんどん増えていきがちですが、なるべく旦那様にも理解してもらって、選択や決断をしたいところですよね。
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