妊娠率を高める産み分け方法

 

 

今回は、一般的には妊娠率が低下してしまう産み分けにチャレンジしたい場合に、少しでも妊娠率向上に向けてできることがないのかを考えました。

この記事に興味がある多くの方はご存知だと思いながらも念のため書きますが、少しでも妊娠率を上げたい場合は産み分けはおすすめしません

こちらの記事は、それでもとりあえずは産み分けにチャレンジしたい、と思っている場合に、産み分けをしながらもどうにか妊娠率を向上できないのか、というところを考えてみたものになります。

 

 

産み分けは妊娠率を下げる?

 

現在一般的に行われている産み分け手法は、希望する性別の子を授かる確率を約50%から70-80%※1に上げようというものです
※1 着床前診断による産み分けは100%)

どちらを授かりたい場合でも、タイミングを取る日が限定されます。

細かい理由は今回は省きますが、タイミングを取るのが推奨されているのが、

男の子👦はまさに排卵日
女の子👧の場合は排卵日2,3日ほど前

です。

:産み分けにはタイミングだけでなく、膣内のpHなど他にも重要な要素あり

 

しかし、一回の性交時に2,3億の精子があったとして、問題がない場合でも、卵子にたどりつけるのは数10から数100と言われていますし、卵子側に問題がなかったとして、それらのたどりつけた精子の全てが確実に受精できる能力があるというわけではありません。

産み分けのためにタイミングを限定すると、妊娠するチャンスを減らすことになるのは間違いありません。

なので、不妊の可能性があるかどうか分からない初産の人と、不妊症の人、そして、35歳以上の高齢出産の人が行うのは推奨されていません。

 

前回紹介した杉山先生監修の男女産み分け完全ガイドにも、高齢出産や不妊症の方に対して、

“夫婦で「子供の性を選ぶこと」と「子どもを授かること」のどちらを優先するかよく考えてみてください”

とありました。

この言葉、高齢出産を目指している者たちにとっては重いですよね・・😔

 

話は元に戻りますが、

少しでも妊娠率を高めるためには、性交頻度は多くすべきです。

ちなみに、排卵前後だけでなくても性交頻度を高くすることで妊娠率が高まる可能性が指摘されているので、そちらについて次に書きたいと思います。

 

 

 

性交頻度を高くすると妊娠率が向上?

 

性交前後のみに限らず性交頻度を高くすることで妊娠率が向上する理由として以下の可能性が指摘されています。

 

①女性側の免疫システムの変化

詳しいことは省きますが、ここでいう免疫システムというのは、異物の受け入れ体制という風に捉えて大丈夫です。臓器移植のときもそうですが、受精卵(ゆくゆくの胎児)は女性にとったら、ある意味、異物です。

複数の研究から、子宮内膜が精液へ暴露することにより(接触することにより)、女性側の免疫システムが変わり、受精卵を受け入れる体制となり着床が促進される可能性が指摘されています。

つまり、着床前までになるべく子宮内膜が精液に暴露された方が着床率向上のために良いのではないか、ということになります。

 

②正常な精子の数や運動率の向上

これは男性側のことについてですが、ある研究※2によれば、精子の数が元々少ない人(乏精子症の人)では、毎日射精した場合の方が、正常な形態の精子数や運動率が高かったということです。又、正常な精子数がある人でも、11-14日の禁欲期間があった場合に、正常な形態の精子数と運動率が明らかに低下したということです。これは射精頻度が低いと、新しい精子を作るスペースがなくなってしまうこと、そして、古い精子が新しい精子形成に悪影響を及ぼすということが要因として考えられるようです。

つまり、射精頻度が高い方が質の良い精子が多くなる可能性が高い、ということです。

※2 Fertil Steril. 2005 Jun;83(6):1680-6. “Relationship between the duration of sexual abstinence and semen quality: analysis of 9,489 semen samples.”  →この論文に興味がある方はこちら

 

 

以上が、頻度高い性交が妊娠率を高めると考えられる理由です。

この二つからいえることは、

排卵前後のみに限らず、性交頻度が高いほど、質の良い精子は増え、着床もしやすくなる可能性が高い

ということになります。

 

 

 

妊娠率を高める産み分け方法

 

<ここからは私の考えです。(私は医師ではありません)>

繰り返し書いていますが、なかなか授からない方やただでさえ妊娠率が低下する高齢出産の場合は、産み分けは勧められないというのは間違いないことだと思います。

ただ、なんとか、妊娠率が低下してしまう産み分け手法を行う中でも、妊娠率向上のためにできることがないのか、知りたいですよね。

 

今回書いた、性交頻度が妊娠率を高くするといわれる2つの理由から、それを考えてみたいと思います。

 

この記事をここまで読んでくださった方ならお気付きだと思いますが、

性交頻度が妊娠率を高める理由①に書いたように、子宮内膜が精液に暴露されることが着床を促進するのであれば、排卵が終了後も性交を行うことが妊娠率向上に繋がる可能性があります。

ちなみに、着床時期の性交は場合によっては子宮収縮等を引き起こし、着床の妨げになる可能性もあるようなので、細かくいえば、排卵後から着床までの一週間に性交を頻度高く行うのが良いということだと思います。

そんなの、いつ着床すんのか分かんないよ!って感じですが・・着床は排卵後から約1週間後と言われていますよね。

 

そして、男性側の問題である②に関してです。

ここは、ある矛盾があります。

 

よく産み分け手法を書いてある本やネット上の情報には、男の子を授かりたい場合は ”排卵日前に5日間程度は禁欲して精子数を増やす” というようなことが書かれています。

実際どうなのでしょう?

禁欲期間が多いほど精子総数は増加するということは確かなようですが、やはり様々な研究で、禁欲期間が長くなるとダメージがある精子が増えてしまうということが分かってきているようです。

つまり、禁欲すると、精子総数は増えても、ちゃんと受精して妊娠に至ることができるような質の高い精子が減ってしまう可能性が指摘されているのです。

こちらに関しては、私もきちんとまとめられていませんが、「禁欲 精子 質 」などのキーワードで検索して頂けるといろいろ出てきますのでご興味ある方は見てみてください。

 

 

 

まとめ

 

今回は、妊娠率が低下してしまう産み分けをする中でも、少しでも妊娠率を向上させる方法はないか、というところを考えてみました。

ということでまとめになりますが、

妊娠率が低下することを分かった上でも、産み分けにチャレンジしたいという方は、以下が妊娠率の向上に役立つと考えられます。

 

 ・排卵後から着床までの間にも性交を行う(なるべく頻度高く)

 ・旦那さんに質の高い精子産生に向けて頑張ってもらう

 

排卵後もなんて大変😩💦💦

夫婦そろって頑張らないとですね👫

 

 

 


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