はじめに
今回は過去記事(ステップアップと病院選び)の続編みたいなものになります。
前回は、ステップアップの決断はどのようにすべきかと体外受精は有名病院にすべきか(実績重視すべきか)について、私が考えたことを書きました。
今回は私自身が体外受精に進む場合の病院選びで迷っている以下の点について書きたいと思います。
・自然周期や主席卵胞へのこだわりがあるところがいいのか
実際の治療の流れを考えて、排卵誘発、採卵、移植という順番で、書いていきたいと思います。
尚、専門家監修記事ではないので、各方法の詳細については割愛します。
病院によって、考え、方針、考え方が違っているということをお伝えできればと思います。
排卵誘発の方針(自分では決められない)
何もしない完全自然周期で採卵に進む場合もありますが、
大抵は、できるだけ弱い刺激で2,3個の採卵を狙う準自然周期法と、
強めの刺激で10個以上採卵するのを狙う誘発法をとっている病院が多いと思います。
AMH等のホルモン値や、超音波検査での所見や、その人の年齢・治療歴でどれにするかを決めるようです。
私は、原因不明不妊で各値・所見に問題がないということ、又、治療歴はないということから、完全周期か準自然周期法でやることになるのかなと思っています。
私はAMHが高めなのですが、病院の先生に聞いてみたところ、
私の場合は、強めの刺激だと、過剰刺激となって卵巣過剰刺激症候群になってしまう可能性が高いと言われました。
こればかりは、自分がどれがやりたいか、というよりも、先生との相談になってきますね。
採卵方法(ある程度自分で決められる)
普段エコー検査しているような形で、針も一緒に入れて、内側から卵巣にさして採卵するというのはどこも同じようです。
無麻酔か、座薬での痛み止めか、静脈麻酔かを選べるようです。
麻酔になるとそれなりにお金もかかってきますが、先生との相談ですね。
先日書いた加藤レディースクリニック(KLC)の記事にも書きましたが、痛みを感じにくいかどうかというところでは、針の細さが関係してくるそうです。
KLCの説明によれば、KLCは現在世界標準の採卵針(17ゲージ)に比べ、約2分の1の太さ(21または22ゲージ)という独自開発したものを使用し、
さらに、針の先端部分の刃は特殊な方法で加工され、組織へのダメージを最小限に抑える工夫がなされているということです。
なので、殆どの方が、無麻酔で、短時間の安静時間(15分ほど)で帰宅できるそうです。
選択肢が多いと迷いますよね🤨
私は都内に1時間くらいでアクセスできるので、病院の選択肢が多い分、迷ってしまいます。
私は極端に痛みに弱いので、独自針でなくても、静脈麻酔して眠った方がいいんじゃ・・?と思ったりもします。
こんなんで弱音吐いているのか!と言われてしまうかもですが、、
やったことがないことってやはり怖いですよね😂
移植の方針(ある程度自分で決められる)
大きく、採卵周期に移植も行うか、次周期以降に移植するかに分けられるようです。
又、採卵周期に移植する場合は、基本的には、分割卵(胚盤胞までいっていない)を移植することになり、
次周期以降の場合は、多くの場合で胚盤胞の段階で凍結したものを移植するということになるそうです。
先日行った二つのクリニックでは、通常は採卵周期にそもまま分割卵を移植するようなことを言っており、
胚盤胞にこだわる必要はそこまでないと言っていたように思います。
というのも、
胚盤胞までいけば着床率は高くはなるものの、おなかの中に戻してあげれば成長していたかもしれないのに、培養途中でだめになって胚盤胞までいけなかったという卵も出てくるから
というようなご説明をされていた気がします。
又、採卵周期に移植までするのは、完全周期か準完全周期という低刺激で排卵誘発した場合に限るそうで、
強めの刺激をやっている場合はホルモンが身体に残り、妊娠に適していない状態になるからだそうです。
ちなみに、私が今通院している自宅近くの新しくできたクリニックは
基本全員、採卵周期と移植周期は別で、胚盤胞で凍結して次周期以降に移植するという方針だということです。
どれがいいんだか、、難しいですね・・😒
体外受精に進まれている方のブログを見ると、何
個採卵できて、どの段階まで成長し、それぞれの胚のグレードはどうか
というところを書いていらっしゃいますが、
こればかりは、
採卵してみないと、そして、採卵した卵の質がどうかによるので、そのときになってみないと分からない!
ですね。
先生と相談しながらですが、こちらに関しても、ある程度は自分の考えも必要になるので、知識だけはもっておいていいと思います。
ちなみに、先日の体外受精説明会で、
先生(あるいはクリニック全体)のご経験こそが、成功に向けた判断には必要な気がして、そういう意味では実績多い病院を選んだ方がいいのかなと個人的には感じました。
ただ、そうは感じながらも、
人それぞれ、卵それぞれで違うので、いくら経験値が高くても、それにあてはまらない場合もでてくるのが妊娠の神秘・奇跡なので、
大きい病院や実績ある病院にそこまでしてこだわる必要はないのかもとも思います。
まとめ
今回はとあるアラフォー主婦の、体外受精をする病院選びについて迷ってことを書きました。
前回も書きましたが、
ステップアップにも、病院選びにも、治療方針にも正解はありません。
この記事がどなたかの参考になるかは分かりませんが、
いろいろ迷ったり考えてしまっているとある一主婦のつぶやき、
と思って読んで頂ければと思います。
自分である程度の知識をもって、先生と相談して決めることが大事なのかなと思います。
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